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「平和の日」

2012年10月4日。
モザンビークの内戦が終結して20周年の平和記念日。

今回は20年という節目であるため、ローマにおける
1992年の平和協定調印に関わったイタリアからの来賓
のスピーチが通常の式典にプラスしてあり、式全体で
3時間にも及びました。

夏を控えたマプト。この日は晴天、風があるものの
気温33度の中でのセレモニーは暑かったです。

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平和プラザには、モザンビークの国旗の色の旗がはためき、
中央には今年設置された平和のモニュメントがありました。

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また、式典を、伝統的なダンス、平和を讃える歌、放鳩が彩りました。

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鳩を抱える子どもたち

式の中で、特に印象的だった言葉をご紹介します。

「平和は私たち一人一人の継続的な努力があってこそ
維持することができる。そして、平和の達成に終わりはない。」

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(CCM・前ジェネラルセクレタリー、デニス・マツォーロ司教)

「モザンビークは平和でない時(戦時)、そして現在の平和の時
の両方を経験した。そのために、その経験をもとに果たすべき
役割があるのではないか」(ジョアキナ・ニャナラ司教)

「平和という概念は、DISARM=武装を解除する、解除させる、
敵意を和らげるというような意味合いがある。
また、DISARMは物理的に武器を手放すことのみならず、
精神の武装を解く、精神的な「平和」という意味もある。
皆さん、本日から、来年の同日までの1年間、ひと時の
例外なく、平和の達成のために尽力しよう。また
そのように今後も努力を継続することで、真の平和を
もたらそう。

この平和プラザを訪れるたびに、一人一人が、
1本ずつ平和の苗木を植え、ともに育てていくような
イメージでモザンビークの平和を育てていこう。」
(前CCM代表、Peace, justice, and reconciliation
委員会メンバー・デニス・シングラーネ司教)

「平和を知らない若い世代に、戦争の愚かさを伝え、
対話で問題を解決する術を教えよう。」
(イタリア・Sant'Egidioコミュニティ代表・
マリア・シアラ・ツリニ氏)

「平和は、“プロセス”で“終わり”がない。
戦争が無いこと、武器が市民の手元から無くなる、
という状態のみならず、貧困の解決、民主主義、
国の発展が平和にとって不可欠。この20年
でモザンビークは平和協定に基づき、着実に平和
を実現してきたと思う。」
(1992年平和協定交渉役・ラウル・ドミンゴス氏)

「1年のうちの今日という日、また、平和プラザと
いう場所の意味・意義を考えてほしい。そして、私たち
が継続してきた平和の意味を考えてほしい。未だに
平和を実現するためにはたくさんの課題がある。貧困、
民主主義、そして個人の独立・・・、これらは平和の
重要な要素であると考える。

言うことを聞かない子供に手をあげるのは簡単なこと。
しかし、その手を見て考えてほしい。
それが本当に必要なことなのか。

モザンビークには、今こそ、「平和の文化」の醸造が必要
である。サモラ・マシェル大統領は「太陽は死なない」と
いう言葉を残したが、私はそれを受けて「平和は死なない」
と申し上げたい。」

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(・ジョアキム・アルベルト・シサノ・元モザンビーク共和国大統領)

「1992年に新しいモザンビークの歴史が始まってから、
私たちは平和の恩恵を受けてきた。経済・社会の発展、
インフラの整備、民主主義・・・。

そして同国の蒔いた平和の種は国際社会に広がっていった。
勿論、現在でもモザンビークには解決しなければならない
さまざまな課題―エイズ、貧困、マラリア等―があり、
立ち向かわなければならない。そのためには、平和の維持
が必要不可欠である。」

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(アルマンド・エミリオ・ゲブザ・モザンビーク共和国大統領)

スピーチをした人々が総じて、モザンビークが20年間
「平和」を維持してきたことを讃えると同時に、「平和」
な状態は、努力なしに維持できるものではないということ
を強く認識し、より一層の国民の尽力が必要である点を
強調していました。

また、戦後20年を機に同国における平和構築に、当団体
が2000年より支援してきた現地NGO・CCM(キリスト教
評議会)の「銃を鍬へ」プログラムが大きく貢献してきた
ことを呼び起こししたいと思います。

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回収した武器の一部を用いて作成された、武器アート

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不発弾、ミサイル、手榴弾、地雷、小火器の回収を1995年から
現在まで継続し、計200万以上の武器を回収、爆破処理してきた
経緯を持っています。同組織はしばしば資金難に見舞われてきまし
たが、そんな中でも継続してきた、地道な活動、平和な国づくり
を担う“情熱”が今日のモザンビークの「平和」をもたらしている
ことと思います。

「平和」なくしては、国の発展はありえない。
一見当たり前のような論理ですが、世界には
平和でない国が多数存在しています。

モザンビークの歴史が、他国のモデルとして
活きるよう、「平和」の維持、平和の文化の
創出に、これまで以上に熱心に取り組む重要性
を感じました。

戦争を経験した日本についても同様のことが
言えると思います。


私の心の中に
「平和」は醸造されているだろうか。

この問いから考えてみたいと思いました。
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銃の重み

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先日、シニャンガニーネを訪問した際に
回収した銃。

錆びて、使えない銃ですが、
強盗が夜中に人を脅すには十分有効とのこと。

CCMが切断して銃として
2度と
使用できなくします。


近年、マプト市内、近郊では
銃を用いた凶悪犯罪が増加しています。

内戦後、20年かけて、人々の手に残った
武器の回収を進めてきた現地NGO・CCMは
その状況をとても危惧しています。

内戦で使われた銃が
再び人を傷つけるために使われて
いるかもしれないと思うと、心が痛みます。

モザンビーク国内から
武器を一掃したいと
切に思います。

モザンビーク司教・セングラーネさん来松

セングラーネ司教が愛媛県松山市を訪問

アフリカ・モザンビークで武器を自転車などの生活物資と交換する平和構築プロジェクト「銃を鍬へ」を提唱したディニス・セングラーネ司教(モザンビーク聖公会レボンボ教区)が5月28日、松山市を訪問しました。

「銃を鍬へ」という現地NGO・CCMのプロジェクトは、1975~92年の内戦の終結後、聖書にある「剣をもって鍬とせよ」という章句に倣い、民間に大量に残された武器を市民主体で回収する取り組みで、武器との交換物資として自転車や建築資材等が活用されてきました。回収した武器は90%を爆破処理し、残りの10%は切断し、平和を訴えるアートとして再生されてきました。

「銃を鍬へ」プロジェクトへ活用するため、松山市の放置自転車がえひめグローバルネットワークに一部無償譲渡されるようになり、市民の寄付を資金としてモザンビークに輸送され(計7回)、CCMに寄贈されてきたことで松山市は同プロジェクトに貢献してきました。また、同支援活動が契機となり、2008年5月の同国ゲブザ大統領、2012年2月のアリ首相の愛媛県訪問につながりました。

セングラーネ司教は松山市立新玉小学校を訪問。同校生徒に平和の尊さ、日々の生活で平和を続けていく努力をしていく大切さを訴えました。(同校は、モザンビークに文房具や手入れした放置自転車を贈るなどの交流を2007年から毎年続けており、昨年ユネスコスクールに登録され、国際理解教育に積極的に取り組んでいます。)
  
 
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CCM・TAEプロジェクトが2012年に入ってからモザンビーク北部にて回収した武器

CCMプレスカンファレンス関連記事: NOTICIAS 23-04-2011

TAE projecta recolher 500 armas em mãos impróprias
O PROGRAMA Transformação de Armas em Enxadas (TAE), do Conselho Cristão de Moçambique (CCM), projecta recolher 500 armas em diferentes pontos do país, numa acção avaliada em 250 mil dólares norte-americanos.

Maputo, Quarta-Feira, 23 de Março de 2011:: Notícias

O facto foi revelado ontem em Maputo pelo coordenador do programa, Boaventura Zitha, na cerimónia de apresentação dos actuais desafios e oportunidades do programa, bem como da obra intitulada “história do mundo em 100 objectos”, produzida pelo Museu Britânico em Londres.

O montante necessário para a recolha dos artefactos ainda não está assegurado, segundo a fonte, mas o programa possui garantias de que os mesmos são localizáveis. Para além de cooperar com os órgãos nacionais de soberania, descrita como sendo excelente, na execução das suas actividades, mormente a Comissão Interministerial para a Prevenção, Combate e Erradicação do Tráfico Ilícito de Armas Ligeiras e de Pequeno Porte, o programa Transformação de Armas em Enxadas trabalha em estreita parceria com a Diakonia, da Suiça, Christian Aid, da Inglaterra, Church World Service e Global Ministries, dos Estados Unidos da América, Ehime Global Network, do Japão, entre outras organizações de carácter religioso.

Dados divulgados na ocasião dão, por exemplo, conta de que de Dezembro a Março corrente foram
recolhidas na zona centro do país 176 armas operacionais, ou seja, que não apresentam sinais de enferrujamento e prontas para serem usadas com a necessária eficácia. Trata-se de armas que são deslocadas dum ponto para outro sob forma de negócio.

Boaventura Zitha afirmou que o programa precisa de recursos para chegar aos locais onde existem as armas. O programa atribui estímulos materiais como bicicletas, material de escritório, insumos agrícolas, abertura de poços e furos de água, entre outros incentivos, às pessoas que, nas comunidades, denunciam a existência de artefactos de guerra.

Dada a riqueza de informações dando conta da existência de armas em muitas comunidades do país, Boaventura Zitha considerou que ainda há muito trabalho por fazer, quer em termos de sensibilização, quer em termos de recolha dos artefactos. Disse que o Conselho Cristão de Moçambique é a favor do uso de armas por pessoas ou entidades autorizadas, mas contra a sua circulação em mãos improprias.

Falando sobre a natureza do programa, o presidente da comissão de justiça, paz e reconciliação, Dom Dinis Sengulane, afirmou que o mesmo surgiu da necessidade de desarmar as mãos e as mentes. Foi concebido no tempo das negociações para a paz em Moçambique e na altura pensava-se que o mesmo teria dois anos de vida. O que se pretendia com o programa era a recolha de armas então nas mãos dos ex-beligerantes, mas depois foi constatado que havia armas em poder de muitas pessoas.

Segundo Dom Dinis Sengulane, em tempo de paz, essas armas são desnecessárias, mas ainda estão na posse de muita gente.

No quadro dos esforços visando sensibilizar as populações sobre o perigo de circulação de armas nas comunidades, vários artistas se juntaram à iniciativa do Conselho Cristão de Moçambique fazendo diversas obras de arte, algumas das quais estão no Museu Britânico em Londres. A obra Árvore da Vida, cuja construção contou com a participação do artista Cristóvão Estêvão ou simplesmente Kester, faz parte desses conjunto. Ela foi lançada em 2002 em Londres pelo Bispo Dom Dinis Sengulane.

Diversas outras obras de artistas moçambicanos, retratando a necessidade de preservação da paz figuraram de exposições em países como Alemanha, Suécia, Portugal, entre outros, incluindo nas Nações Unidas.
A obra “história do mundo em 100 objectos” é da autoria do director do Museu Britânico. Para além desta obra, existe uma outra da autoria de Chris Spring, director da galeria de África naquele museu, que versa sobre o programa TAE do Conselho Cristão de Moçambique.

※和訳も後日掲載できればと思っています。

「ブリティッシュミュージアムの100典」に武器アートが選ばれました。

本日は、CCMTAEオフィスでプレスカンファレンスが行われました。

ブリティッシュミュージアムのChristopher Spring氏のモザンビーク
訪問に際して、彼の書いた著書について、またTAEプロジェクトの現状に
ついて報告されました。彼の著書数点には、武器アートが取り上げ
られており、近年出版されたブリティッシュミュージアムの100典に
武器アートが選ばれました。

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左から:スプリング氏(ブリティッシュミュージアム・アフリカギャラリー担当)、
CCM General Secretary マカモ氏、CCM ビショップ・シングラーネ氏

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イギリスでは、学校で武器アートを展示したり、刑務所の更正プログラムに
武器アートが使われているという興味深い話もありました。他人を攻撃する、
攻撃から身を守るという恐怖によって支配された人が、武器を手放すという
ことは、とても大変なことであるというお話がありました。

「平和」は、武器を抱えたまま「戦いを止める」というだけでは訪れず、
「武器を安心して手放す」という心の平安、安心感を得られる環境に身をおく
ことが出来て初めて訪れるではないでしょうか。

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