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モザンビークの教育事情

今回は、モザンビーク現地スタッフ・ベネットさんからのモザンビーク教育制度の紹介です。

モザンビークの教育制度は、初等教育、中等教育、高等教育の3段階に分かれています。
国内最大で最も古い大学はエドゥアルド・モンドラーネ大学で、首都マプトにあります。1962年に建てられました。国立の高等教育機関ですが、一部のプログラムは国際機関の資金援助で行われています。

教育制度は、近年大きく変化してきました。
2008年から、モザンビークの初等教育に新たなカリキュラムが加わりました。2007年まで、小学校の1-2年生の科目はポルトガル語と算数だけでしたが、これが3科目になりました。3年生は3科目。4-5年生は4-5科目であったものが7科目に増えました。こうした変更は、みんなにとってよりよい教育のための変化だとわかっていますが、難しい問題も発生します。例えば、中学生の場合、科目が増えて、新しいことをたくさん学ばなければなりません。教師にとっても、教えることが非常に増えてきました。

小学校最終年の6-7年生では2-3科目増えましたが、小学校の最終学年で試験が行える科目は3科目しかありません。他の科目は試験をしなくてもよいため、こうした科目を甘く見てしまう傾向があります。

中等教育でも状況は同じです。8年生から10年生までの中等教育では、9科目履修しなければなりません。新しいカリキュラムはありませんが、それでも生徒達にとってはかなりの負担です。ポルトガル語、英語、数学、物理、化学、生物、地理、歴史、製図のすべての勉強をしなければなりません。8年生と9年生の間は試験はありませんが、10年生の時にはすべての科目で試験を受けなければなりません。

そのため、生徒の質にも問題が出てきています。生徒達は、自分たちが学びたい科目を選択して履修することができないのです。モザンビークのような途上国では、学びたい科目を選択して、例えば英語なら英語を、入学して卒業するまで学んだほうがいいと思います。

そして、生徒達は、大学のような高等教育を受けるべきかどうか、それをいつにするべきかを決断しなければなりません。モザンビークでは、初等教育は7年、中等教育は5年。高等教育は各自が選ぶコースによって異なります。それでも、高等教育は7年までと決められています。

モザンビークなどアフリカ南部の諸国では、教育制度の整備は遅れています。支援が受けられずに勉強できない人がいますし、郊外の小さな村落などでは、自分の住んでいる地域に学校がないために教育を受けられない人も大勢います。そのため、モザンビーク政府も、国際機関の支援を受けて学校を建設したり、プログラムづくりを協力してもらったりしています。教育問題は、モザンビークの重要課題です。

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▲ボンドイア小学校
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