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モザンビーク・スタディーツアー参加レポートPART1

8月18日~31日、竹内よし子代表ほか、石丸裕司当団体理事、大木由紀子さん(上智大学1回生)、松田達也さん(新居浜東高等学校教諭)、山村美佐子さん(内子町国際交流協会)がモザンビークを訪問しました。参加者の皆さんに各ポイントをリポートしていただきます!

●マプト市内
(リポーター:理事 石丸裕司)

首都のマプトに到着し空港を出ると、雑然とした街並みが目に飛び込んできました。市内の車道は舗装されていますが、道路脇には赤い土が残っています。歩道はごみだらけな上に、補修を行っていなくて穴だらけ。夜は歩くときに注意が必要です。信号はあまりなく、懐かしい年式の日本車をよく見かけました。車は我先にと走り歩行者は車道を平気で横切っていますが、意外に秩序が保たれていて、滞在中に事故は見かけませんでした。

街の建物にも独特の雰囲気があります。ポルトガル時代の建物は、廃墟となり利用されてないことも多いようです。再建を目指し新築された建物も見かけますが、旧来の建物、新築された建物ともにあまり高い建造物は見当たりませんでした。

マーケットは庶民向けの「市場」や「露天」と高所得者向けの「ショッピングセンター」があり、残念なことに生活水準で分かれています。パンなど生活必需品は安価ですが、そうでない商品は高価でした。週末の土曜市は人であふれて活気に満ち、特産品が手ごろな値段で購入できます。露天商との値段交渉も楽しみのひとつです。

国立自然歴史博物館では珍しい象の胎児の成長過程の標本など、非常に価値のある展示物を見ることができました。他にも、動物や魚類、昆虫等の貴重な標本がありましたが、保存状態が極めて悪いのが残念でした。

また、今回の訪問中、モザンビークの「大統領府」や「外務省」、「日本大使館」など、通常の観光では行く機会のない場所を訪れることが出来ました。このような場所を訪問できたのも、竹内代表を始めとする当団体の長年に渡る地道な活動の成果でしょう。今後も地道に末永く活動を継続して行うことが大事だと思いました。

エドアルド・モンドラーネ大学訪問

●ボンドイア村訪問
(リポーター:新居浜東高等学校教諭 松田達也)

アデリアさんの住むボンドイア村では村の人びとから温かい歓迎を受けました。村には大きな広場があり、小学校が建っていました。歓迎セレモニーでは、村の小学生が踊りを披露し、私たちも一緒に踊りました。授業も参観することができましたが、授業に対する子どもたちの生き生きとしたまなざしが印象的でした。

また、私たち日本人は教育を受ける機会に恵まれていますが、モザンビークでは教育を受けたくても十分にその環境が整っていない現実を実感することとなりました。

村では先生方の住宅で1泊することができ、その夜は小学校の先生とともに楽器を演奏しながら楽しいひとときを送りました。水や電気のない村の生活が少しでも良くなるような手助けができたらと思います。

ボンドドイア村訪問

●研修生アデリアさん、クリミルダさんとの再会
(リポーター:上智大学1回生 大木由紀子)

私はこのツアーで今年3月にお別れしたモザンビーク研修生たちと約5ヵ月ぶりに再会しました。アデリアさんのボンドイア村とクリミルダさんのシニャングァニーネ村にも訪れ、ボンドイア村には1泊しました。

私は高校時代、彼らと一緒に無茶々園で農業研修を体験して有機農業の大切さを学び、彼らからは歌、踊り、料理などを教わりました。しかし、私が知ることができたのは彼らの「日本で生活する姿」に過ぎませんでした。彼らがどんな家に住み、どんな生活をしているのか全く知らなかったのです。仲が深まるにつれて「彼らの国を自分の目で見て知りたい。」という気持ちが強くなり、ツアー参加
を決意しました。

私が驚いたのはアデリアさんの成長した姿です。以前、彼女に研修で何を学んだのか、帰国後の目標、将来の夢などを尋ねたことがありました。当時、彼女にとって研修の意味をすぐに理解するのは難しく、不安そうにしていたのを覚えています。村に帰ったら彼女はどうなるんだろう?日本に行ったことがプレッシャーになりつらい思いをするのではないか?と心配でした。

村で再会した時、彼女はミシンの使い方を他の女性たちに教えながら裁縫プロジェクトを続けていました。そんな彼女は自分が何をすべきなのか悟ったようで、たくましさが感じられました。私は将来彼女が村のリーダーとなる姿を想像し、頑張る彼女から勇気をもらうと同時に、自分は一体何ができるんだろうという焦りを感じました。

私たちとは住んでいる国も環境も違います。だからこそお互いを知りながら、同じ19歳として平和や持続可能な社会に向けてともに考えていきたいと思います。今回のツアーは私にとってその「第一歩」となりました。次にモザンビークを訪れる時に私も何か役に立てるよう学んでいきたいです。

アデリア
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